Who Moved My Cheese? – Spencer Johnson

who moved my cheese 読書・映画記録

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New York Times business bestseller listに5年もの間、名を連ねていた超ベストセラーだったみたいです。

小説ではなく自己啓発本の類ですが、ベストセラーだし仕事上役に立つことはなにかしらありそうと思ったので、読んでみました。

つまらなくて進まなかったらどうしようかと思ってたけど、意外と面白くてすぐ読み終えた

本の紹介

楽天koboの辞書機能はとても便利なので、個人的に楽天推しです 🙂

あらすじ(ネタバレなし)

同窓会のような場で、ふいにある人がとある物語を話し始めました。

その物語には、2匹のネズミのSniff, Scurryと2人の人間のHemとHawがいました。

Hem and Haw

ちゅうちょする、判断に迷う、口ごもる

Hem and haw from 英辞郎

4名は迷路のような場所に住んでおり、彼らの求めるものはチーズです。いつもチーズが置いてあるCheese Station Cに毎日通っていたのですが、

ある日、Cheese Station Cに置いてあったはずのチーズがなくなっていたのです。

ネズミの2匹はすぐに新たなチーズを求めて旅に出かけます。

一方、人間2人はWho moved my cheese?と現実が受け止めきれませんでした。この物語はそんな2人にフォーカスしたお話です。

果たして人間2人はチーズを見つけることができるのでしょうか?

英語のレベル

★★★☆☆

物語が良い意味で単純なので、英語のレベルとしてはそんなに難しくないと思います。

評価

★★★★☆

自分はわりとHemに近いHawかなと思いました。やっぱりチャレンジとか環境が変わることへの恐怖が常にあるんですよね。

変わらなくてはいけないと目が覚めました。

感想・考察(ネタバレあり)

読んでいてとても胸が痛くなりました・・自分がわりとHemに近いHawだと思ったからです。

人間2人は、チーズがない現実を受け止めきれずにいて、チーズを探すということは新たな旅に出るということだし、迷路だし、怖いし、無理だよ!とぐじぐじしているんですよね。

挙げ句の果てには、Cheese Station Cにいればそのうちチーズは現れるさ!とか言い出す始末・・

一番よくないパターンです。でも私もわりとこういう考えの持ち主で、新しいチャレンジとか嫌で、めんどくさがり屋で、

相手から寄ってこないかなとか、そのうち現れないかなとか、完全受身人間です・・

チャレンジすることは、とても怖いけど、その分良いことはたくさんあるし、学べることはたくさんあるんですよね。

それを行動に移すまでにとても時間がかかるから、Hem寄りのHawなんです。。その悩んでる時間も無駄だっていうね・・

理想としてはHawです。Hawになりたい、ならなくちゃいけないな、と思えた作品

格言

Change Happens – They keep moving the cheese

Anticipate Change – Get ready for the cheese to move

Monitor Change – Smell the cheese often so you know when it is getting old

Adapt To Change Quickly – The quicker you let go of old cheese, the sooner you can enjoy new cheese

Change – Move with the cheese

Enjoy Change! – Savor the adventure and enjoy the taste of new cheese!

Be Ready To Change Quickly and Enjoy It Again – They keep moving the cheese

Who Moved My Cheese – Spencer Johnson

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