勤めていた会社を退職し、アイルランドワーホリを2024年9月から開始しています!
同じように退職後、海外出国を考えている方の参考になればと思うので、出国までにやったことを共有します。
住民票を抜く
住民票を入れたままだと、健康保険料、住民税などの支払いなどする必要があるため、住民票を抜きました。
ただ、住民票を抜くと、一時帰国した時に医療費が全額負担になるので要注意。
社会保険から国民健康保険への切り替え
もし会社のほうで、社会保険を継続できる任意継続保険の選択があればそちらも検討しましょう。
私は退職後、社会保険から任意継続保険→国民健康保険に切り替えました。ちなみに国民健康保険は切り替えと脱退が1ヶ月以内だったので、保険料の支払いが発生しませんでした。
自治体によって違うかもしれないので、役所で確認してみると良いかと思います。
厚生年金から国民年金への切り替え
私は海外出国時に住民票を抜く予定でいたため、退職後国民年金へ切り替えて出国までの月数分だけ支払うのみでした。
住民税の一括支払い
住民税は、原則としてその年の1月1日現在の居住地の市町村で課税されます。働いていたので、会社側で毎月給料から納めてくれていましたが、
退職してからは自分で支払わなくてはいけません。私は2024年7月に退職したため、2024年度分の住民税を支払わなくてはいけません。
1,2ヶ月後に住民税の支払い書が届いたので、支払っていない月から2024年12月までを一括で支払いました。
準確定申告
私の会社では年末調整を行なっていたので、毎年の確定申告は不要でしたが、今回は年の途中で退職をしたため、自分で確定申告をしなくてはいけませんでした。
ちなみに、海外出国する場合は、準確定申告となります。私は以下の手順で準確定申告申請をしました。
- 源泉徴収票(また、生命保険などの既払い証明書等)が届いたら、e-taxで入力をしていく。(※このとき、確定申告シーズン外であれば、まだe-taxの入力画面は去年の分になってるかと思いますが、それは無視してとりあえず進めます。)
- そして最後、提出ボタンを押す前に、申告データを確定申告書の紙表示でデータ閲覧ができるので、それをpdfで保存
- 真っ白な確定申告書を税務署のホームページから印刷して、手書きで、令和XX年 準確定申告書と二重線で訂正して、pdfのデータから書き写す
- 税務署に提出する
これで無事提出でき、1ヶ月後くらいに払いすぎた税金が振り込まれていました!
ちなみに、この作業をする際は、税務署で一緒に確定申告書を記入してくれるサービスがあるので、それを利用したほうが良いと思います。ですが、これは予約が必要で、私の場合はすでに埋まっていたので利用できませんでした。。
ただ、他に質問があったため、税務署の方に連絡したところ、親身に対応してくれました。そして、令和6年度は定額減税があったため、一部確定申告書を書き直さなくてはいけないということを教えてくださり、
その部分の計算もしてくださって、口頭でどう書くか指示をいただけました。
なので、念の為事情を説明して税務署のほうに電話してどのように確定申告を出すとよいか確認したほうが良いかなと思います。
確定拠出年金
確定拠出年金に入っている場合は、こちらもお金を移動させておかないと、損をします。
ちなみにこちらは一定の条件に該当しない場合は引き出せません。。私は引き出せませんでした。
なので、iDeCo口座を開設して移管ということをしなくてはいけません。
このとき、国民年金の任意支払いを継続する方は、掛金を掛けることができるらしいですが、
私は継続しないので、iDeCo口座開設時は運用指図者で運用のみをするパターンで移管しました。
Wise口座開設
Wiseとは、様々な通貨を保持できる口座です。ドルで誰かに送金したり、ユーロでお金を受け取りたいといったときに役立ちます。
私は、日本で開設してデビットカードを購入し、日常生活はこれで支払いをすべて済ませています。
いろんなサイトを調べるとどうやら手数料などが普通のクレカに比べてお得らしいので、ひとまずこれを日常使いしています。
アイルランドで開設してもいいらしいですが、デビットカードが届くまで日数がかかったり、身分証明などが少しめんどくさいみたいなので、日本で作っておくことをおすすめします。
失業手当申請
自己都合での退職も失業手当の申請が可能です。失業手当は退職した日から1年以内に手続きをしないといけないのですが、
海外へ出国する場合で一定の条件を満たす場合は、この手続きを延期することができるらしいです。ですが、残念ながらワーホリはこれには該当しません。
また、退職日から出国までのスパンがある場合は、失業手当がもらえるチャンスがありますが、短い場合はもらうことができません。これは、申請プロセスが数ヶ月かかるためです。
私は短いので、失業手当はもらうことができませんでしたが、申請だけしておきました。もしなにかあって1年以内に日本に帰国しなくてはいけない場合、帰国してから申請をするのでは遅いため、です。
念の為、セーフティネットを敷いておきましょう!
不用品の処分
こちらは早めに手をつけ始めたほうがよいです。
私はメルカリとジモティーをフル活用して、最終的にほとんどの家具や不用品を全て売り捌くか譲ることができました・・!
不用品買取業者に頼むと、費用がかかる場合もあるので、早めに取り組んでおきたいところですね。
まとめ
以上、退職してから出国前までにやっておいたことでした。参考になれば幸いです。
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