The Puppet Show – M. W. Craven を読んでみた

e-the-puppet-show 読書・映画記録

※当ブログでは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含みます。ご了承ください。

推理ものでは、こちらのシリーズが評価高かったので読んでみました。Goodreadsでは星4超えになっています!

また、イギリス推理文学賞のCWA賞において最優秀長編作品を受賞しています。

推理もののシリーズはあまり興味がないのですが、今回は試しに読んでみてハマりました

本の紹介

楽天koboの辞書機能はとても便利なので、個人的に楽天推しです 🙂

あらすじ(ネタバレなし)

人を生きたまま焼き殺す連続殺人事件が発生したイギリスのカンブリア。

そのうちの犠牲者の一人の体には、とある刑事の名前が刻まれていた。それは、過去の不祥事からしばらく刑事から離れていたおじさん刑事のWashington Poe。

警察から呼ばれ嫌々舞い戻ってきたPoeは、新しい若き女性アシスタントのTillyとともに捜査をするよう命令されるのであった。

Tillyはとても優秀で、Poeが全く知識のないコンピュータを駆使して推理を進めていくのであったが、人との交流がとても苦手であった。

PoeとTillyはお互いの欠点を埋めつつ、ともに協力して事件解決に臨む。

英語のレベル

★★★★☆

イギリス英語の表現がそこそこ出てきますが、それ以外は順調に読み進められました。

評価

★★★★☆

推理ものなので、後半にいくにつれて読むのが止まらなくなりました。

感想・考察(ネタバレあり)

おじさん刑事と若い女性アシスタントの掛け合いが印象的でした。

ロマンスとかは一切なく(逆にあったらええ、、ってなる)仕事仲間、友人として互いに協力し合う姿がよかったです。

こちら犯人がなんと身内の警察官だったんですよね。犯人のReidは、昔に大人から虐待を受け、仲間を殺され、それの復讐のために警察官を目指すんですよね。

正義の復讐ではありませんが・・

Washington Poe

おじさん刑事。過去の不祥事は、たしかある殺人事件の遺族に犯人の住所を間違えて(故意だったっけ?)明かし、遺族が犯人を殺すというような内容だった気がします。

たしかいろいろとしがらみがあって、謹慎となり、一人田舎に家と犬を飼ってのんびりと過ごしていたところに

警察から今回の連続殺人事件の連絡が来るんですね。

昔ながらの刑事なので、最近のパソコンやらスマホやらには疎い。だけど、頭脳はピカイチなのです。

どうやら彼の過去、両親には何かあったみたいで、父親は悪人だったようですね。あまり深いところは説明されていなかったような気がします。

Tiffy Bradshaw

若き期待の女性警察官です。頭脳明晰でコンピュータで解析をするのを得意としています。

ただ、相手の気持ちを汲み取るとか、人との交流がとても苦手なようで、一度バーでその場にいた客に絡まれて、Poeに助けられたりしています。

最初はPoeと距離がありましたが、捜査を進めるうちによき相棒同士になった二人。

最後のPoeが火事に巻き込まれるシーンでも、一人勇敢に炎の中に立ち向かうんですよね。勇気もあって、素晴らしい女性です。

Puppet Showの意味

Puppet showとは、人形劇の意味です。今回の本のタイトルがなぜPuppet Showなのか?

Reidが警察官となってその立場からいろんな人を操っていたようなイメージがありますね。

復讐を計画して警察官になり、Poeをおびきよせ、Poeに事件の真相を暴かせようとする。

まるでReidが全てを操っているような印象を受けました。だからPuppet Show・・・?

まとめ

随分昔に読んだ本なので、うろ覚えしか覚えていないのですが、二人のタッグが素晴らしい作品でした。

犯人はまさかの身内の警察官にも驚きましたが、面白かったですね。

こちらはシリーズもので、2作品目も読んだので、そちらも今後レビュー書けたらと思います。

にほんブログ村に参加しております!よろしければクリックお願いします 🙂

にほんブログ村 英語ブログ 英語学習情報へ
にほんブログ村

コメント

タイトルとURLをコピーしました