To Kill a Mockingbird – Harper Lee を読んでみた

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和名はアラバマ物語ですね。アメリカでは高校の教材としても使われるようなので、読みやすいのかな?と思いチャレンジしてみました。

でも高校で習う日本語の本でも結構難しかったような記憶はある

本の紹介

楽天koboの辞書機能はとても便利なので、個人的に楽天推しです 🙂

あらすじ(ネタバレなし)

人種差別が残る1930年代のアメリカ南部でのお話です。

ジェムとスカウト兄妹は、弁護士の父アティカスの元でのびのびと成長するのですが、そんな彼らの隣に住む謎多き男のブーや、

アティカスが弁護することになるトムの事件などをスカウトが語る形で物語が展開されていきます。

特にトムの事件は、トムが犯人ではない証拠が揃っているのに、トムが黒人で被害者が白人ということが影響し、とても困難な裁判になっていました。

そんなトムを弁護するのは白人のアティカスということで、さらに人々から反感を買ったのです。

スカウトはこれらの出来事から何を学ぶのか?どう成長していくのか、が見ものです。

英語のレベル

易★★★★★難

1960年代に出版された本なので、言い回しが少し古いところがあり、読むのに時間がかかってしまいました。

最後の方は少し集中力が切れてしまいました・・・。

高校で読む本と言うことなので、いけるかなと思いましたが、まあ、なんとかついていける程度でしたね・・・。

話の展開はわかるのですが、細かい心理描写だったりが、ちょっと汲み取れなかったかな。

評価

悪★★★★☆良

冤罪を弁護する弁護士の話と聞いていたので、最初の弁護がはじまる部分までは、これどう今後の展開に関係があるんだろう・・・と思いながら悶々と読んでいました。

bookclubや学校教材としてディスカッションする分には、とても面白い本なのかもしれません。

「冤罪の被告人を弁護する弁護人の話」を期待して読む人は、最初のほうに少し辛抱が必要かもしれません。

感想・考察(ネタバレあり)

最後のほうは集中力がなくなってしまい、よくわからないまま終わってしまいました。

wikipediaを見てみると、ブーがイーウェルを刺し殺してしまったんですね・・・

ブーは二人を助けたいいやつで、イーウェルは勝手に泥酔して死んだのかと思ってました。

こちらの本は高校の教材にもなってることもあり、ググるといろんなdiscussion questionが出てきますので、それをやってみたいと思います。

以下を参考にしました。

ERROR: The request could not be satisfied

Who was the mockingbird?

wikiでは、以下のように記述されています。

英語原題は「物まね鳥を殺すこと」の意味であり、これは隣人のモーディ嬢が「青カケスは撃ってもいいけど、マネシツグミは殺してはいけないよ、彼らは私達を歌で楽しませる以外何もしないのだから」と言う言葉から来ており、トム・ロビンソンとブー・ラドリーを主に指している。ほかにも純真さを失ったスカウトとジェム、無知で貧しいが故に嘘を言ってしまったイーウェルの娘マイエラなどを指すと言うこともできる。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A9%E3%83%90%E3%83%9E%E7%89%A9%E8%AA%9E_(%E5%B0%8F%E8%AA%AC)

To kill~とあるので、モッキングバードを殺すためには、って題かと思ってたんですけど、違うんですね。

私はブーのことかなと思いました。モーディが言っているように、誰にも迷惑をかけていない、ただそこにいるだけ。

ブーは人との交流はあまり持ちたくないけど、木の幹でのプレゼント交換をするシーンなんかをみていると、スカウト兄妹には心を開き始めていたことが感じ取れました。

だから、最後にスカウト兄妹を助けたんじゃないんですかね。そして思わず殺してしまった。

最後には、外にいるのが恐怖というような態度をスカウトに見せてました。外に出るつもりはなかったのに、出てきてしまった・・・といった感じです。

スカウト兄妹がブーを壊してしまったように思いました。。極端すぎ?

How was the mockingbird killed?

1つめの質問でも書きましたが、スカウト兄妹が面白おかしくブーにちょっかいを出して、最終的にブーは優しいから、外に出てきてしまい人を殺してしまった。

そしてブーはそれを望んでいなかったと思うんですよね。

だから、スカウト兄妹が殺してしまったんだと思います。(そのつもりは一切なかったとしても)

How is Atticus’s sense of justice inferred when he tells the children they can shoot all the bluejays they want, but “it is a sin to kill a mockingbird”?

うーん、質問内容がどういうことだろう?

mockingbirdを殺すのは罪だが、bluejaysは殺してもいいよと言ったアティカスの正義のセンスはどう推察されるか?・・・?

弱いモノいじめをするな、他人に干渉するなってことを伝えたかったのではないかな。

Was Atticus successful in instilling conscience in his children?

裁判を子供に傍聴することを許したり、ちょっと差別主義な姉の前でも、差別はいけないことだと教育するアティカスはよく教育していると思ったけども。

だから、ジェムは裁判を傍聴して泣いたし、許せないと怒ったんだからね。

Was the teacher Miss Caroline unfair to Scout? How was the education system viewed?

これはたしか前半部分の話で、あまり覚えていないけど、たしかCaroline先生はスカウトにちょっと厳しかった気がする。

女の子なんだからおしとやかにしなさい!と言った感じ。

男女差別?ってほどでもないけど、女の子は女の子らしく、男の子は男の子らしく、ってのが常識だったのかなと。

What happened to Dill? And how does his childhood compare to Scout’s and Jem’s?

これは確か、Dillが新しい家族と仲良くできなくて、スカウトたちの家に逃げてきたってことだった気がする。

比べた場合か・・あまり読み取れなかったけど、Dillはお金持ちって印象があったけどどうなんだろう。

よくあるあまり子供には愛情が注がれない金持ちの家タイプの幼少期だったんだろうか。一方でスカウトたちは、父は人格者だし、お手伝いさんも人格者だったから、そこの部分が違ってた?

Why was Boo Radley never seen? Was he a villain, victim or hero?

ブーはそもそも人付き合いが苦手だったのかなと思う。被害者であり、ヒーローでもある。一つ目、二つ目の質問で述べたように。

How were Scout and Jem affected by the trial?

スカウトはあまり影響を受けてなさそうに感じたが、ジェムは結構打ちのめされていそうだった。

スカウトより年上なぶん、感情とか考え方の部分が発達していたように思う。泣いたり怒ってたし。

Was Calpurnia happy with the Finches? Why did her personality change when she was at church? Was she a realistic or idealized character?

アティカス一家と一緒にいれて幸せだと思った。アティカスの姉はちょっと差別主義者っぽいけど、

それでもアティカスはCalpurinaのことを家族と同じように思っているみたいだったから。

教会でなぜ性格が変わったか、は本でも話していたけど、やっぱり浮いてしまうだろうし、元々教会での性格が本当のCalpurinaなんじゃないかなと思った。

お手伝いさんは仕事、だからね。仕事は、性格や口癖など弁えるでしょう。

現実的なキャラクターなのでは?人種差別がまだ根強くあるっていう印象がCalpurinaを通して読者に伝わったと思った。

How is the town of Maycomb and the morality of its people portrayed? Did the trial make a difference in their lives?

結局トムは有罪になってしまったけども、アティカスの元へはたくさんのプレゼントが贈られた。

それは主に黒人からだったような気がするけど、白人はどうだったんだろう?

街の人のその後について、なんか描写あったっけ・・?

まとめ

To Kill a Mockingbirdを読みました。高校向け教材として使わているようですが、なんとかついていけた感じでした。

難しかったです!

ただ、教材として使われてるだけあって、結構有名な本ですし、ディスカッション用の質問がネットに落ちていたりするので、

洋書を理解して、自分の意見を述べる力を育てるのには適任な本だなと思いました。

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