(祖父にお願いされたので)孫が墓じまいをやってみた!

e-grave-close 日常生活の記録

※当ブログでは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含みます。ご了承ください。

前提として、祖母は亡くなっており、お墓に入っている。祖父はまだ生きているが、体を悪くしてあまり外に出られない。そのため、墓じまいをしたいと常々言っていた。

国内にいる身寄りが私しかいなかったが、その私が海外移住するということもあり、孫の私が代理で墓じまいをすることに。1年前のことなので、ところどころ忘れているが、大雑把に流れをまとめたいと思う。

手順

手順は以下の通り。墓じまいのあとは散骨予定だったので、散骨業者に連絡した。

  1. お寺に連絡
  2. 役所に連絡
  3. 石屋さんに連絡
  4. 散骨行者に連絡

お寺に連絡

まず最初に、墓じまいをするということを伝え、墓地返還書というのを記入し提出しなくてはいけない。

お寺に連絡する際、嫌な顔をされるのではないか、と祖父が心配していたが、すんなりと了承。後日、墓地返還書をもらいに訪問。

ここで一つ問題が。墓地返還書を記入したあと、印鑑証明書を添付して提出しなくてはいけない。印鑑証明は役所に行けば手に入れられるけど、印鑑証明カードっていうのが必要。

祖父に聞いてもそんなのはない、の一言。そして本人は、役所にも遠いので行きたくないとのこと。なので、印鑑証明書が手に入らない=墓地返還書を提出できない。

途方に暮れた。だが、お寺の人が優しくて、ある提案をしてくれた。墓地の管理人を私に移す。そうすれば私の印鑑証明などですべて足りる。というのだ。即採用。

管理人を自分に移し、自分の印鑑証明書を手に入れて、無事墓地返還書は提出できた。

役所に改葬許可申請書を提出

次は国に、墓じまいをすることを報告しなければならないので、改葬許可申請書というのを提出する。役所の公式ページからダウンロードできた気がする。

そこには、お寺の人のサインが必要なので、再度お寺にいき、サインをもらう。そしてそれを代理の私が提出した。

ここは特に祖父の書類などが必要なく、スムーズに進んだ。最後に許可証をもらい、完了。

石屋さんに連絡

次に、お墓を作ってくれた石屋さんに、今度は墓じまいをしたいということを連絡する。

墓地返還書と改葬許可申請書を提出したことを石屋さんに連絡すると、撤去の手続きをしてくれる。そして後日、お骨が返還された。

散骨屋さんに連絡

私は、みんなの海洋散骨さんに散骨をやってもらった。代理ということも、すぐこのあと海外に出なきゃいけないという事情を説明して、理解もしてもらえて、スムーズに進めることができたのでとても感謝している。

市役所でもらった許可書が申請の際に必要になるので、忘れないように。

まとめ

全て1ヶ月かからないくらいで完了した。1ヶ月後には海外に出なくては行けなかったので、ギリギリだったが、無事終わってよかった。祖父も安堵。

自治体やお寺、石屋さんによって段取りは違うと思うので、全てのところに連絡して、どういう順番で何が必要かを事前に聞いておくほうが良い。

孫でも、祖父の代わりに墓じまいできるので、誰かの役に立てばと思う。

にほんブログ村に参加しております!よろしければクリックお願いします 🙂

にほんブログ村 IT技術ブログへ
にほんブログ村

コメント

タイトルとURLをコピーしました