私は、約6ヶ月の就活と100社以上応募して、無事アイルランドでビザスポンサー付ソフトウェアエンジニアの職を得た。
この記事では就労ビザについてシェアする。
ビザとは
そもそもビザとは、その国に滞在できる資格のこと。国ごとに観光ビザ、学生ビザといろいろある。その国で働くためには、それを許可するビザが必要で、主に就労ビザと言われるものや、一部のビザでは就労を許すビザがある。
アイルランドでは、観光ビザだと就労ができない。一方で学生ビザとワーホリビザは就労が可能。たしか学生ビザは週働ける時間に制限があるけれど、ワーホリビザにその制限はない。
私が取得したのがワーホリビザ。このビザは、就労が可能だが、期間は1年。
私が就活をしている中でよく見かけたのは、アイルランドの大学に行き、学生ビザを取得する。修士をゲットすると、卒業後2年間はビザが有効なので、この間に就活をする人が多いみたい。
最終的に、学生ビザやワーホリビザから就労ビザに切り替えて、Permanentの仕事をゲットするのだ。
就労ビザについて
アイルランドには9種類就労ビザがあるが、ソフトウェアエンジニアの職種であれば、CSEP(Critical Skills Employment Permit)を申請できる。
CSEPに該当するかどうかは、職種による。Critical Skills Occupation Listに載っている。主に技術職などは、CSEPに該当することが多い。それ以外の職種はGeneral Employment Permitを申請することになる。
しかし、実は会社側の協力も必要で、CSEPを取得できる資格のある会社でないといけない。社員の50%以上は、EU市民出ないといけない、などのルールがある。Employment permits statistical tables and company listingsから、どの企業がビザを発行しているかを確認できるので、これらを参考にするとよい。
CSEPについて
私は今後、ワーホリビザが切れた後にCSEPに切り替える予定でいる。切り替えた後、何が必要でどういうステップだったかを再度シェアしたい。
CSEPの特徴として、
- 有効期限は2年間
- 21ヶ月後には、Stamp4への申請が可能
- 副業禁止
アイルランドだと、各ビザはさらにStampというカテゴリに分類される。ワーホリビザ, CSEPはStamp 1に分類され、副業ができないなどの制限がかかる。ただし、CSEPだと21ヶ月後には、Stamp 4への申請が可能となる。Stamp 4は、もう少し制限がゆるくなる。副業がOKになる。
そして、就労ビザ切り替えのためには、申請をしなくてはいけないが、費用がいくらかかかる。€1000くらい。これは、自分で支払って申請もできるが、一番無難なのが会社にスポンサーしてもらうことだ。私は今回、会社にスポンサーしてもらう予定である。
ビザスポンサーしてくれる会社
スポンサーしてくれる会社は、費用はもちろんだが、申請もすべてやってくれるので、ぜひこのような会社に就職できると嬉しい。
体感で、大手から中レベルの会社はスポンサーをしてくれるところが多い。でも、職種によってスポンサーなしのところもある。一方で、スタートアップはスポンサーしてないところが多い。それが理由でリジェクトが来たので、主に大手から中レベルに応募していた。
自分で費用を支払って、CSEPを申請することも可能なのだが、企業の助けが必要なのと、ワーホリビザの場合は、ビザ切り替えの際に国外に出なくてはいけないため、その間の空白期間を会社がサポートしてくれるかどうかが不明。(これが厄介)
そのため、スポンサーしてくれる会社を狙うのが良いと思う。
企業がスポンサーしてるかどうか見極める方法
Employment permits statistical tables and company listingsを見ながら、その会社に応募するのも一つの手だが、あまり現実的ではない。体感的にほとんどの大手、中レベルの会社はスポンサーしてくれるので、募集要項を見ていいなと思った会社であれば、どんどん応募した方が良いと思う。
私はCVに、ビザの情報はかかなかった。そもそも大体の企業は応募時にビザのステータスを記入させられることが多いので、そこに書けば十分だと思う。

こんな感じで聞かれるので、1問目はYes, 2問目もYesで応募していた。そして、1発目のPhone Interviewのときに、ビザスポンサーはしていますか?というのを聞くと良い。
就活中、実際にあった誤解
1社Phone Interviewで良い感触をもらった中レベルの会社があった。ビザについてわからないから、調べてから返事するねと言われる。その数日後、ワーホリビザはPermanentの仕事はできないみたいだから、今回はごめんなさいね、というような返事をもらう。
え!?ワーホリビザからPermanentの仕事ってできないの!?(寒気)
計画が1歩目から頓挫したような、、信じられなかった。実際に調べてみると、確かに。
… and you can work, as long as it is not a permanent job.

でもこれ、罠があって、このウェブサイトに進んでみると、この記述があるのは日本ではなく他の国の場合。日本の場合はそんな制限はない。Googleの要約機能が要約しすぎている・・・。
おそらく、人事はこれを見たのだろうなと思った。結局人事にメールを送るも返事はなし。ちなみにこっちの就活では返事ないの当たり前。
まとめ
ビザについてシェアした。まだ切り替えはしていないけど、切り替えの際はまたブログに書こうと思う。

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