アイルランド ダブリン の シティセンター での家探しの流れ

アイルランド活

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アイルランドのダブリンで家探しをした記録。家を探し始めて実際に住み始めるまで、4ヶ月かかったのでその過程を紹介する。

ちなみに、複数人のシェアタイプではなく、2人入居のアパートについて書いている。

前段階

まず、私は日本にいたとき築5年くらいのわりと綺麗な1LDKのアパートに住んでいて、生活水準は高いほうだった。だが、アイルランドに移住するとなり、パートナーのアパートに転がり込むこととなった。

そのアパートは、1LDKといったイメージだが、築100年のアパート。築100年のアパートはこっちでは普通にある。古いせいか、お湯を沸かすのにも時間がかかるので、シャワーをしたければ、湯沸かしタンクの電源を入れて、2時間後にシャワーが30分だけできるというもの。これはきつかった。

ちなみにタンクがこれ。たぶんこの中に水をためて、それを沸かして、これがシャワーに使われる。

そして、ネズミも出る。時々カサカサ音がするな、とは思っていたが、ある日ゴミ袋が噛みちぎられていて。(明らかなネズミの歯形)

マウストラップを置いておいたら、見事ひっかかっていた。しかもマウスじゃなくて、ラットだった。衛生的にヤバイ。

日本にいた時の生活水準から一気に下げなくてはいけないということもあって、本当にしんどかった。早く引っ越したかった。

そんなある日大家から、アパートを売りたいので9月には退去してとの退去通知を半年前くらいにもらう。日本ではありえないが、ここはアイルランド。なので、アパートを探さなくてはいけなくなった。

家探し

日本ではスーモ、ホームズなどいろいろあるが、こっちではほぼ一択。Daft.ieを使う。

空き家、アパートなどのリスティングを載せているサイトで、使い勝手はスーモとかと同じ。毎日新しい家がでてくるので、希望条件でアラートをセットするとよい。

ただ、日本と違うところは、アラートが来たらすぐにその物件にメッセージを送らないといけない。選ばれし者だけが、内見できるというシステムである。

そして、こっちでは今空き家問題が続いていて、家が足りない。特に私たちが住みたいシティセンター(日本でいうと渋谷)は人気エリアなので、家を探し求めてる人が大量にいる。その人たちに勝たないといけないのだ。(就活みたい)

なので、メッセージの内容は超重要。私は主に以下のような内容。

こんにちは。パートナーと一緒に掲載物件を拝見し、ぜひ内見させていただきたいと思いご連絡しました。とても素敵なお部屋で、もしまだご案内可能でしたら大変うれしく存じます。少し自己紹介をさせてください。私はjijiと申します。xx歳のソフトウェアエンジニアで、日本出身です。パートナーはxx歳のxxx人で、xxxとして勤務しています。私たちはどちらもフルタイムで働いており、合計年収は約€xxxです。ペットや子どもはおらず、喫煙もしません。静かで清潔に暮らすことを大切にしており、入居させていただける場合は大切にお部屋を扱い、我が家として丁寧に住まわせていただきます。勤務先および前家主の推薦状も必要に応じてご提出可能です。ご都合のよいお時間で内見を調整いただけますと幸いです。入居時期はいつでも対応可能です。ご検討のほど、何卒よろしくお願いいたします。ご返信を心よりお待ちしております。

心掛けたのは、数ある応募の中でどう目立てるか。私が大家であれば、資金があり、ちゃんとした職につき、綺麗に家を使ってくれる常識のある人に貸したい。なのでそれを強調するような文面をAIに考えてもらって、テンプレとして毎回メッセージを送っていた。

私はパートナーと手分けをして、同じ条件でアラートを設定し、アラートが来た瞬間メッセージを送っていた。2人で同じ物件に送っていたこともあったと思うが、選ばれる確率が2倍になるので、これは良い戦略だと思う。

ちなみにパートナーのメッセージは私のようなものではなく、簡素なものだった。そのためか、私の方が明らかに返信量が多くて落ち込んでいた

このことからわかったのは、大家はメッセージをちゃんと見ているということ。そして、なるべく早くメッセージを送ること。

内見

無事、仲介業者や大家の目に止まると、内見メッセージが送られてくる。日本だと都合の良い時にスケジュールを組めるが、こっちでは一方的に日時を言われて、こっちがその時間に行くスタイル。

なので、内見にいくと、他の内見希望者もたくさんいることがあり、一気にみんなで内見をするか、1人ずつ内見をするか、という流れになる。

そして、少し理不尽だと思ったのは、内見時間が平日のお昼とか、明らかに仕事をしている時間が本当に多い。別の日時を希望するメッセージを送っても大体は無視される。たくさんの人が家を探しているから、不動産側は特に問題はないんだろうなと思うが。私は仕事を途中で抜けたりして、なんとか内見時間を確保していたけど。

中には、内見前に収入の証明書を送ってくれというところもある。調べると違法らしい。個人的に、契約ならまだしも、ただの内見でなんで送らないといけないんだと理不尽に思った。不動産側も大量に送られてくるメッセージの中から、選ばないといけないからだろうなと思うけど。

ちなみに、20ぐらいの家を内見したが、アイルランドでは、家具はほぼ備え付け。ベッドもソファもテーブルも冷蔵庫も!多分私が見た全部、備え付けだった。

そしてお湯については、タンク式のものがほとんどだったので、わりとこっちではこの方式が一般的なのだと思われる。だが、良い家だと、日本のようなすぐにお湯が出るタイプが備わっているらしい。

契約

内見で気に入ったら、すぐに入居希望ということを伝えて、必要書類を送る。大体は以下のものだが、仲介業者や大家に指示をされると思うので確認をした方が良い。

  • 身分証明書のコピー(パスポート、IRPカード)
  • 前家主の推薦状
  • 3ヶ月分の収入明細のコピー

そして、連絡がくるのをしばらく待つのだ。ちなみに選ばれなかった時の連絡はなかった。ここはアイルランド。

無事、契約

最初のほうは、契約希望の連絡を送っても、選ばれることがない日々が続いていたが、中盤になってくると、だんだんと選ばれるように

ただ、どの家も、めっちゃいいというわけではなく、とりあえず打診的に送ってみるかという感じで送っていた。選ばれたら、必ず契約をしなくてはいけないというわけではなくて、お断りしてもよい。

日本でもできると思うが、あまり印象は良くないと思う。こっちではよくあるらしい。それでもちょっと失礼だと思うけど。

そんなこんなで、シティセンターに近いめちゃくちゃ良い物件に出会い、連絡をし、無事選ばれたので契約をした。日本に住んでた時のアパートより綺麗なので、私はとても満足である。

なによりいつでもお湯がでるのと、ネズミが出ないので優勝。(あ、でもこの前バスタブにお湯張ったら、その後のシャワーがぬるかったけど、気のせいかな・・)

まとめ

アイルランドのダブリンで家探しをした記録。誰かの役に立てば嬉しい。

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